ファルコへのバッチ8〜14回目

8回目のブレンド    
   チェリープラム   心の抑制を失う事への恐れ
   レッドチェストナット   過度の心配と懸念
   スターオブベツレヘム   肉体的・精神的なトラウマ

   チコリー   常に自分への注目を求める
   ミムラス   原因がわかっている恐れに
   ロックローズ   強いパニック的恐怖
   ハニーサックル   過去への執着  

オルフのセミナーに参加しました。セミナー参加は3回目。
今回のセミナーは自分の犬についてどういう風にバッチを使ってみたいか
(使っているか)を全員で考えてみましょう!というものだった。
オープンカウンセリングとも言える内容の濃いセミナーに、参加者は満足して
いました。セミナーにはドッグトレーナーの方も参加しているので犬の行動学の
面からなどもアドバイスが頂けます。
今回ファルコのことをお話して、過去へのトラウマからの行動に対する執着と
言う面で「ハニーサックル」も勧められたのでブレンドに加える事にしました。
あまり沢山の種類を入れると酸っぱくなってしまうので、2つのビンに分けての
ブレンドにしました。前回除いてみた「ミムラス」は必要だと感じたので復活させました。車のパニックは相変わらずです。車の中での吠えに対して、人間が
構えてしまうことがあるので、人間も上の3つを飲む事にしました。


9回目のブレンド  
   チェリープラム   心の抑制を失う事への恐れ
   レッドチェストナット   過度の心配と懸念
   スターオブベツレヘム   肉体的・精神的なトラウマ

   チコリー   常に自分への注目を求める
   ミムラス   原因がわかっている恐れに
   ロックローズ   強いパニック的恐怖  

カウンセリングを受け直してから2週間を過ぎた頃から変化が出てきました。
犬に対して体を硬直させて構えていたのが、少し穏やかになりました。
怯えるけど匂いを嗅いでみようとしたり、自分から近づいてみようとする。
マズイと思ったときは見えないフリをしてやり過ごすことも出来るようになりました。
人間もバッチを飲んでいるので変に構えなくなっているのかもしれないし、丁度心の成長期にかかっているのかもしれないが、この変化は私達にとって大変ありがたいことでした。しばらくこのブレンドを続けてみようと思いました。
今年はすでに雷も沢山鳴っており、ファルコにとって気の休まらない時が増えそうですが、今年の雷に対しての反応は、去年の比較にならないほど落ちついています。隅っこへ行って寝ているくらいですから…。
去年は雷が鳴る時は留守番させる事もままならない状態でしたが、
今年は大丈夫そうです。


10回目のブレンド   **手術前8日用の特別ブレンド** 
   ウォルナット   環境の変化のストレスに
   ロックローズ   強いパニック的恐怖
   クラブアップル   ありのままの自分を受け入れる
   ミムラス   原因の判っている不安に
   スターオブベツレヘム   肉体的・精神的なトラウマ

急遽手術をすることが決まったのでブレンドを変更しました。
今回は私が自分で選び、家族全員で手術8日前から同じ物を飲みました。手術自体、ファルコは恐怖と判らないにしても、私達人間がどうしても不安は隠しきれないものです。
それが犬には敏感に伝わると思ったので、出来るだけそうならないようにと選びました。人間の方はかなり前向きに考えられあまり不安は感じられませんでした。手術当日は術前にレスキューを直接擦りこみ送りだしました。
ファルコは緊張せず、診察台の上でも笑っていました。


11回目のブレンド   **手術後用の特別ブレンド **
   ウォルナット   環境の変化のストレスに
   ロックローズ   強いパニック的恐怖
   クラブアップル   傷の浄化作用に
   オリーブ   エネルギーの枯渇に
   スターオブベツレヘム   肉体的・精神的なトラウマ

退院時、元気にニコニコしていたので今回の手術はどうやらトラウマにはならなかった様子でした。帰宅後元気にしていましたが、オリーブを直接擦りこむとゆっくりと横になり眠りました。術後のブレンドはミムラスをオリーブに変えて体を
休めるようにしました。クラブアップルとオリーブのミストを作り術後の傷口にスプレーしました。スプレーは大変効果があり、傷口まわりのかぶれは1日で治りました。治りがけのかゆみにも良いようです。
この週は雷が良く鳴ったのですが、今まで逃げ込んでいた洗面所の隅っこへは行かず、ハウスで丸くなって過ごす様になりました。


12回目のブレンド  
   チコリー   愛するものへの干渉
   バーベイン   他人を説得しようとする熱意
   クラブアップル   些細な事が気になる
   ロックローズ   強いパニック的恐怖
   スターオブベツレヘム   肉体的・精神的なトラウマ  

術後から1週間。すっかり元気になりもうオリーブは必要ないと判断(涙)
むしろファルコのタイプレメディー、チコリー&バーベインが復活してきたのでブレンド変更となりました。
ロックローズ&スターオブベツレヘムは時々スイッチオンしてしまうトラウマの為に残し、クラブアップルは神経質な面と体の中からの浄化も含めてのブレンドとなりました。
バッチを始めてからもうすぐ1年になります。
やっと最近ファルコについてはわかってきて選ぶのに迷う事がなくなって来ました。よく見てみると自分と似ているからではあるものの、どうしても認めたくないと言う一面がありました。そんなところ似なくてもねぇ…(笑)


13回目のブレンド  
   ウィロー   強烈な被害者意識
   ホリー   些細なことでもいまいましい
   ヘザー   自己中心的、無神経
   インパチエンス   干渉されず自分のペースでいたい
   ミムラス   自分に関する不安・心配
 
「マイナス感情をプラス感情に変える」の著者の講演会へ行って、この本を読んでからしばらく考えました。
ファルコもだんだん怖いだけの感情から変わってきている。それにプラス反抗期も重なり私の目から見た感じでは、単なるわがままによる激情に見えて仕方ないのです。ここで、ブレンドの見直しをしてみました。
テーマは…「どうして世の中は私中心じゃないの!」です。
(我ながらぴったりな気が…笑)
 
ウィロー・ホリーは激情タイプ。ウィローはねたみの最高峰上手く行かないこと全てが他人のせいと外に向けられる。ヘザー・インパチエンスはわがままタイプ。
ヘザーは自分の感情を人にぶつけて発散したい…で、インパチエンスは干渉されず行動したいとなっている。ミムラスは必要と感じたので引続き加えました。
 
他、迷って今回は保留にしたのがビーチ・ロックローズ・チコリーなどなど…。
 
これで暫く様子見ます。車の中の吠えにどう出るかな?


14回目のブレンド  
   ウィロー   強烈な被害者意識
   ホリー   些細なことでもいまいましい
   ヘザー   自己中心的、無神経
   インパチエンス   干渉されず自分のペースでいたい
   チコリー   自分本意の献身・執着  

トラウマ癒しを始めてから半年。ついにスターオブベツレヘムを前回から外してみることにしたが、フラッシュバック的なパニックにはならくなっていた。心の成長と癒しが浸透してきたのだろう。小さいころのようによく喋るようになってきて(ちょっと迷惑なくらい!)やっぱりファルコは愛情の押し売り「チコリードッグ」なんだ…と嬉しいやら悲しいやら。
 
そして…このHPでやっと報告が出来るようになったことが…
車の駐停車時の吠えに変化があった。ギアをバックに入れたり、シートベルトを外したりすると「ギャーギャーガウガウ」吠えまくりバリケンの扉をガリガリ引っ掻き爪が割れ出血!という事態になっていたのが、こちらのコマンド「待て」が聞こえるようになり、目線が合うようになった。
恐怖から行なう条件反射ではなくなったのだろう。今は習慣のような感じでやってしまうが「待て・止め」で反応してくれる事に大変な進歩を感じた。
一生かかるだろうと思っていただけにかなり嬉しかった。(涙)
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